So-net無料ブログ作成

映画「リヴァプール、最後の恋」を観る [映画⑤]

実在の人物を描いた映画ということで恵比寿に観に行きました。

liverpool.jpg 


あらすじはYahoo!映画さんより。

1981年9月29日、ピーター・ターナー(ジェイミー・ベル)は、
かつての恋人グロリア・グレアム(アネット・ベニング)がホテルで倒れたという知らせを受ける。
彼は、「リヴァプールに行きたい」と頼み込むグロリアを自分の実家で休ませるが、
彼女は何の病気か教えてくれなかった。
主治医に問い合わせ彼女の死期が近いことを知ったピーターは、
二人で過ごした懐かしい日々に思いをはせる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

哀しいけれど心豊かな気持ちで見終わりました。

どこかおとぎ話のような、今の時代であれば眉を顰められてしまいそうな話、
どこかゆったりした流れの中で、儚い、、
人生を折り返した私も、おばさん、おばあさんになっても人を好きなるということは
続けていきたいと思うわけで、それが友人であったり恋人であったり、
どんな形であっても愛することを忘れないことの大切さを実感したような、
そんな作品でした。

別れた後、元恋人の実家に行って、そこでも温かく迎えてもらうグロリア、
年上の恋人の実家に行って温かく迎えてもらうピーター、
2人を取り巻く人たちがみな温かくて優しい、そんな中で老いていく自分が
これから未来を切り開いていく年下の恋人と別れる、でも、自分が弱ったら
やっぱり頼りたくなる、、そんな気持ちは私も理解できました。

老いをほぼスッピンのアップで表現するアネット・ベニングの女優魂は、
映画のモデルになった女優とどこかかぶるようにも見えました。

ピーターを演じていたのは、
リトル・ダンサー [DVD]

リトル・ダンサー [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD
ビリーを演じていたジェイミー・ベル。

こんなに大きくなったとは(しかも体が美しい)、、私も年をとるもんですね。(笑)


ピーターの母親を演じるジュリー・ウォルターズは好きな女優さんですが、
(ハリポタシリーズのウィーズリー母さんや最近のメリーポピンズのお手伝いさんとか)
自分とさほど歳の変わらないグロリアを大事に思う姿を好演されていました。


キャスティングが地味に豪華というか、
グロリアのお母さんがヴァネッサ・レッドグレープ、とか、
そんなところでも作品を安心して見られたのかもしれません。


相変わらず邦題がイマイチなんですが、原題の”Film Stars Don't Die in Liverpool"、
映画スターはリヴァプールで死なない(死ぬときもハリウッドってことなのかな)、
最後まで女優魂をもっていたグロリアを描いているという意味のタイトルだとしたら、
邦題、もうちょっと考えてくれた方がいいかも。。。


楽しい時間はいつまでも続かない、始めがあれば終わりがある、
そう分かっていながら、でも、足を踏み出す勇気を持ちたいと思った、
「リヴァプール、最後の恋」でありました。





nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を観る [映画⑤]

予告編を観て気になっていた作品です。


記者たち.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

2002年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は
大量破壊兵器の保持を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。
アメリカ中のメディアが政府の情報を前提に報道する中、
地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の
記者ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)と
ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)は、
その情報に疑念を抱き真実を報道するため取材を進める。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


何を信じるか、自分自身がしっかりしていないと
メディアに振り回されちゃうな。

そんな気持ちで見終わりました。

衝撃と畏怖(Shock&Awe)って、イラク戦争の作戦のコード名なんですね。
この訳が若干ピンとこなかったのですが、字幕監修が池上さんってことで、
まあこういう訳になっちゃうんだな、と納得することにしました。(笑)

大手メディアだから真実を報道しているとは限らない、
日本の新聞社もそうなんだろうけれど、今作に出てくる大手新聞、
政府の流した情報を垂れ流して世論を操作する、そこに立ち向かう記事配信会社、
どうしても大きな企業の方が安心的な気持ちなりがちですが、
見えないところで自分の考えを操作されている怖さ。

大量破壊兵器を理由にイラクとの戦争を引き起こすブッシュ政権、
ナイト・リッダーの記者たちがその嘘を証明したものの、
結果的には多くのイラク人、米兵が命を落とす結果となったのは、
とても悲しいことですね。

9.11で湧きあがった愛国心を煽り、若者を戦地に駆り出したブッシュ政権の
責任は大きいのに(特に悪いのはラムズフェルド)、多くの命を奪っておきながら
ノウノウとしているように見えて、見終わった後の不快感といったら。(V)o¥o(V)

記者のジョナサンとウォーレンの地道な取材だけでなく、
ベトナム派兵経験のあるジョー(トミーリージョーンズが好演)、
編集長(監督のロブライナー演じていましたがこの役もよかった)、
大手メディアの報道の嘘を暴いていく様子は見ごたえがありました。

スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]

スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
  • メディア: Blu-ray
カソリック教会の性的虐待問題を暴いた今作も記者の執念が凄かったのですが、
今作の記者たちも信念に基づいて丁寧な取材を重ねていく姿を見ると、
日本でこういう記者ってどのくらいいるんだろう、なんて思ってしまいます。

アメリカは、戦争で儲ける産業があるわけで、
イラクへに戦争をしかけるのも嘘の理由付けで戦争したかったのではないか、
それで被害を受けるのは国民たち、こんな構図がいいわけはないし、
それを歪めて報じるメディアの責任も大きいですね。

日本でも、政府の言いなりに報道しているようにも見える大手メディア、
そんなメディアに振り回されることのないように、と思いますが、
自分の得になることばかり考える政治家(全員ではないでしょうが)、
忖度で物事を判断して事実を歪める政府やお役所、日本も同じ、
有権者として報道に対する感覚を鋭くもたないと、という気持ちになった
「記者たち 衝撃と畏怖の真実」でありました。

 


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「ブラック・クランズマン」を見る [映画⑤]

久しぶりのスパイク・リー作品鑑賞です。


ブラッククランズマン.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、
初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、
捜査のために電話で白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に
応募する。

黒人であることを隠して差別発言をまくし立てた彼は、入会のための面接に進み、
彼の代わりに白人の同僚刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライヴァー)が面接に向かう。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いびつなアメリカの姿を炙り出すような映画でした。(-_-;)

今作と同様に実話に基づいて制作された「グリーン・ブック」と
よく比較されますが、「グリーン・ブック」は白人目線から描いていて、
見終わった後はほんわかした気持ちになったのが、今作は真逆というか、
今作は黒人目線で描いていて、見終わった後はモヤモヤする感じ。

とはいえ、どちらが好きかと言われれば(比較は難しいですけどね)今作かな。

今作、黒人がKKKに潜入捜査、というのを全面に宣伝していますが、
黒人のロンより、実際潜入捜査させられるフリップの方が危険に直接晒されているので
フリップ(ユダヤ人で彼もKKKからは排除の対象にされるし)見ていて気の毒でした。

スパイク・リーといえば、
ジャングル・フィーバー [DVD]

ジャングル・フィーバー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD
この作品から(全部ではありませんが)見るようになった監督。

有色人種目線で描くというのはずっと変わらないのですが、
今作は、エンディングの暴動シーンを入れてまで言いたかったこと、
(数年前の黒人、ネオナチなどの暴動の場面ですが衝撃的でした)
おそらくこのシーンを入れることで映画を観終わった後の気持ちが
一気にモヤっとすること、それでも敢て入れたというのは、
トランプへの批判のメッセージだったのかと思いました。

KKKというと、

背信の日々(字幕版) [VHS]

背信の日々(字幕版) [VHS]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: VHS
FBIの白人女性がKKK組織のリーダーのところへ潜入捜査する、
デブラ・ウィンガー熱演していた30年くらい前の作品が記憶にありますが、
今作での描き方は怖いというよりちょっとお間抜けな、でも思想自体は
非常に危険な組織、という描き方でした。

単なるコメディ、娯楽作品的な仕上がりにせず、
スパイク・リーがどんどん観客に向けて問題を投げてくる、
今も変わらぬ問題を抱えるアメリカの姿を投げつけてくる、
これを受け止められなければ全く面白くない映画ですが、
少しでも受け止める気持ちなれればこの監督の描きたいことを
理解できて見たことの価値を感じることができるのではないかな、
と思った「ブラック・クランズマン」でありました。



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」を観る [映画⑤]

マーゴット・ロビーとシアーシャ・ローナンが見たくて映画館で鑑賞しました。



ふたりの女王.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

18歳で夫のフランス王を亡くしたメアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)は、
スコットランドに帰国して王位に就くが、
故郷はイングランド女王エリザベスI世(マーゴット・ロビー)の支配下にあった。
やがて、メアリーが自身のイングランド王位継承権を主張したことで両者の間に緊張が走る。
さらにそれぞれの宮廷で生じた内部抗争などにより、ふたりの女王の地位が揺らぐ。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


切ない。。。(:_;)

エリザベス1世スコットランド女王のメアリーについては
かなり薄らボンヤリの知識で、思い出すのは初めての海外旅行で訪れたロンドン。
大学生時代に一人でバックパック背負って訪れたわけですが
そこでなぜかロンドン・ダンジョンというテーマパークみたいなところに行って、
中世の拷問シーンや拷問器具などを展示しているのを身震いしながら見学し、
エリザベス1世に監禁され処刑されるメアリー、の場面があったような記憶ですが、
今思い返すとあれってエリザベス1世の母、アン・ブーリンだったかもしれない。
(今もロンドン・ダンジョンってあるみたいですが、30年前の訪問時とは
まったく内容が変わっているようなので調べたのですが当時のことはモヤモヤなまま)

王であり続けるために結婚も出産も諦めて男として生きるエリザベス1世を観ると、
これって今の時代でもそんな感じだなあって親近感を感じる一方、
メアリーは、夫の死後スコットランドに戻ってスコットランドの女王につくものの、
ダメな男と結婚して大変な思いをするのですが、
出世のことしか頭にない男たちが山盛りででてくるのでイライラしてしまいました。

自分の方が王にふさわしい血筋と思うメアリー(確かにそうなんだろうけれど)、
最初は敵対しているものの、イングランドとスコットランド両国の統治を願い
自分の息子をエリザベス1世に託そうとする姿にはグッときました。

とはいえ、2人が実際に会ったり、家来に有色人種(アジア系、アフリカ系)がいたり、
史実と異なる演出がそれなりにあるのも若干の違和感がありましたが、
まあ映画だからね。(^-^;


アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル[Blu-ray]

アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray
この作品で好きになったマーゴット・ロビーの女王としての孤独な姿、

つぐない [DVD]

つぐない [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD
どこか寂し気な表情を好演していたシアーシャ・ローナン、ど
どちらも今作では芯の強い女王を演じていて好感が持てました。

面白いかと言われれば娯楽大作ではないので歴史ものが得意でない私には
ついて行きづらい場面もありましたが、2人の女性を描く作品としては
どこか共感できる部分もあった「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」でありました。



nice!(4)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

映画「ソローキンの見た桜」を観る [映画⑤]

久しぶりに角川シネマに行って観た作品です。

ソローキン.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

日露戦争時代、
ゆい(阿部純子)は負傷した捕虜のロシア人将校ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ)の
看護をすることになる。愛媛県松山市に建てられた捕虜収容所では条約に従って、
ロシア兵捕虜たちには比較的自由が与えられていた。
ゆいの弟は戦争で命を落としたため彼女はソローキンを憎んでいたが、
やがて心惹(ひ)かれるようになる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(:_;)(:_;)(:_;)


おばさん(うつぼ、50代)、涙腺決壊。


映画サイトのレビューを見ると演出がダメとか、音楽が大仰とか、
俳優さんの演技がダメとか、低評価のものと高評価が混在しているのですが、
観る年代で受け止め方が違うのかもしれませんね。

おそらく、低予算の中で作られたのかなと思ったのは画質の荒さ。
でも、映画が進んでいくにつれ気にならなくなりました。

日露戦争の時代、ロシア人の捕虜が松山に収容されていたこと、
一流の大国として世界に認められたい日本がハーグ条約を守って
ロシア人捕虜の人権を守っていたことなど、初めて知った次第です。

ロシア軍に弟を殺されたゆいが複雑な気持ちを持ちながら
看護師に志願してロシア兵の看病をする姿、
商売が立ち行かなくなってゆいを銀行家と結婚させて
引き換えに資金援助してもらおうとする父(六平さん好演)に
反抗できず、結婚を断れないままソローキンが好きになるゆい。。

冒頭の現代から、ゆいの時代(100年位前)に戻って、
ゆいとソローキンが知り合って一緒にロシアに戻る、、、
でも、一緒に戻ったら孫が松山にいるわけないし、
いったいなぜ、と思ったらまさかの展開に涙腺決壊いたしました。

スクリーンに映し出される桜[桜]が本当に美しいです。

これでもかと空撮される松山城と桜、若干多すぎかな(笑)と思いましたが、
桜を見て日本人で、日本に住んでいて桜を美しいと思える自分でよかった、、
最後は話以上に桜満開の風景に感激しておりました。

ゆいを演じていた阿部純子さんが現代の場面だとあまりピンとこなかったのですが、
時をさかのぼってからの姿はぴったりはまっていて映画に引きこまれました。

ま、斎藤工はなぜここにいるんだろうって感じだったけれど。(-_-;)

特に事前予習せず見た映画ですが、敵兵の捕虜に複雑な思いながらも
丁寧に接するゆいや松山の人たち、そして一面の桜を見て
久しぶりに愛媛に行きたくなった「ソローキンの見た桜」でありました。









nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「クレイジー・リッチ」を観る [映画⑤]

映画館で観ようかと思いながら観そびれた作品です。

クレイジー・リッチ!ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]

クレイジー・リッチ!ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

ニューヨーカーのレイチェル(コンスタンス・ウー)は、
親友の結婚式に出るためにシンガポールに行くという
恋人ニック(ヘンリー・ゴールディング)に同行する。
ニックの家族と対面することも決まったレイチェルは、
彼がシンガポールの富豪一族の御曹司だと知って驚く。
レイチェルはニックの母親のエレナ(ミシェル・ヨー)と会うが、
彼女は自分たちの交際を良く思っていなかった。




-----------------------------------------------------------------------------------------


アメリカでヒットした理由が謎。


ヒットしたといってもどのくらいヒットしたのか分かりませんが、
映画館で上映するのにそういう宣伝もしていたのでアジア系が出ていて
ヒットした映画って意味なのだと思いますが、アメリカではこういう描き方が
面白いんだなあ、なんて微妙な気持ちで見終わりました。

映画を観るとき、どこかに共感できるかどうか、
それが観て良かったと思うかどうかのポイントになるのですが、
この映画については、

ミシェル・ヨー 

と、

アウクワフィナ


彼女たち(と彼女たちが演じる役柄)がなければ共感ポイント無。

一応書いておきますと、ミシェル・ヨーは主役のアンちゃんのお母さん、
金持ちの家に嫁いで辛い思いを沢山した女性、
(なので、息子にもちゃんとした嫁を見つけようとする)
アウクワフィナは成金の家の娘で、成金なりの引け目を感じているのが
よくわかる、どこか気の毒になってしまうけれど行動に笑ってしまう役柄を
好演していました。

(オーシャンズ8でも好演していた好きなタイプの女優さん)→ https://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2018-08-11-1

日本でもお金持ちといっても長らく地元の名士、的なお金持ちと、
成金的なお金持ちで、彼らを観る貧乏人の見方が変わるのは同じですが(笑)
冒頭の人種差別で酷い目に遭ったお金で解決、ていう場面を観て、
それって解決策じゃないよねって思ってみた後の展開なので、
実際の富裕層のことを知らない私にはピンとこず。

更に、主軸となるカップルのお互いを思う気持ちの演じ方が薄くて、
苦境に陥る2人をなんとか応援したい、という共感するようなこともなく、
なんでこの2人(アメリカ系の俳優さんたちらしく白い歯だけが目立っていた)が
苦労する雰囲気もなく、なんだかふわっとしたまま結婚してめでたしって
一体どういうことなんじゃ、(゜o゜)、てな感じで見終わりました。

お金持ちでももうちょっと表現の仕方があるのでは、と思う私は、
庶民だからなのか謎ですが、普段は憧れるはずのシンデレラストーリーに
まったく共感できないまま、、、で残念だった「クレイジー・リッチ」でありました。




nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「アンダー・ザ・チェリームーン」を観る [映画⑤]

なんとなくプリンスの映画なのに見ていなかったことに気づき借りて見ました。


プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン 特別版 [DVD]

プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
映画の内容はYahoo!映画さんより。

フランスのリヴィエラで金持ち娘をモノにして結婚しようとやってきた
ピアニストのクリストファーは、造船王の娘マリーに目を付ける。
アプローチにも成功した彼だったが次第に彼女に対する気持ちが本物である事に気付き始める。
しかしそんな二人の仲を引き裂こうとするマリーの父やクリストファーの恋敵、
トレッキーの嫌がらせはますます度を増す……。





-------------------------------------


音楽素晴らしい!


物語はどうでもいいです。(笑)


Prince And The Revolution/Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon

Prince And The Revolution/Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WEA
  • 発売日: 2004/06/01
  • メディア: CD

このアルバムの宣伝映画みたいな意味合いなのでしょうか、
音楽はとにかく[黒ハート]PRINCEって感じなので、話はもうどうでもよいという。(-.-)


プリンス / パープル・レイン

プリンス / パープル・レイン

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD
映画の出来はこの作品とどっこいどっこいです。
(どちらも音楽は素晴らしいですけどね)

プリンスによるプリンスのための映画って感じですが、
プリンスはそういう人だと思っているので、プリンスならこの映画はアリ、です。


驚いたのは、プリンスが恋をする若いお姉ちゃんが、

フォー・ウェディング [Blu-ray]

フォー・ウェディング [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray

ヒューグラントに恋するお金持ちの娘(あら、こちらもそんな設定だった)を演じていた
クリスティン・スコット・トーマス。

彼女の出演作品は何作か見ていますが、大ヒットしたフォー・ウェディングの前に
プリンスと共演していたということに驚きました。

と、モノクロでそれっぽい雰囲気を醸し出しているものの、
音楽のインパクトが強すぎて物語が置いてけぼりというか、
プリンスファンだけが見ればOK!的な「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」でありました。








nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「天才作家の妻 -40年目の真実」を観る [映画⑤]

予告編を見て気になっていた作品です。


天才作家.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

現代文学の重鎮ジョゼフ(ジョナサン・プライス)と妻のジョーン(グレン・クローズ)は
ノーベル文学賞受賞の知らせを受ける。
息子を連れて授賞式が開かれるストックホルムに行くが、
そこで記者のナサニエル(クリスチャン・スレイター)から
ジョセフの経歴に関わる夫婦の秘密について聞かれる。
類いまれな文才に恵まれたジョーンは、ある出来事を契機に作家の夢を断念し、
夫の影となって彼を支え続けていた。




---------------------------------------


もやもやする。(ー_ー)!!


邦題(副題)は映画の進行をミスリードするような気がします。
予告編を見れば妻がゴーストライターだってわかりますし、
真実を暴いていく、って話でもないので、副題をつけてしまったことで
原題“The Wife”とはかけ離れたイメージになっているのが残念。

原題どおり、女性の自立が確立されていない1950年代の女性ジョーン、
彼女が妻として過ごした40年間の話です。

予告編を見ていたので最初から妻がゴーストライターだという頭で見ていたら、
女性作家が認められなような時代にゴーストライターで夫の作品として発表し、
浮気性の夫に怒りを感じる度にその気持ちを昇華させて作品をつくりヒットする。
執筆で忙しく子供が小さいころにと触れ合う時間が少なかったことへの後悔、
いろいろな気持ちが鬱積していったところで夫のノーベル文学賞受賞。

ビッグ・アイズ [DVD]

ビッグ・アイズ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: DVD


最初は喜んでいた(本心かわからないけれど)のが、知人を呼んでのパーティ、
ストックホルムへ移動してノーベル賞授賞式、発表からの時間の経過で、
妻ジョーンの内側に溜まっていた気持ちが一気に吹き出す。

印象的だったのは、冒頭。。ノーベル賞受賞が決まったとき、夫が「I」という単語を使って、
自分が受賞したと喜ぶ場面。
その時点でなんて自己中なおっさんなんだ、と画面に向かっていらついた(V)o¥o(V)私ですが、
回想シーン、2人がまだ若いころ、夫が書いた作品がいまいちとジョーンが大幅に手直しした作品が
評価され出版に至る、という場面では、「We」と言って、2人の力で出版にこぎつけたと喜びます。

ジョーンの書いた作品が夫の名前で出版され、ヒットが続いていくことで、
夫は自分の名前で売れたと勘違いしていったのでしょうか、
物語の骨格は自分で考えたものだから自分の作品だと言い切る夫の姿,

冒頭の場面からも、ジョーンが心の中に複雑な気持ちを積み重ねていったのは私でも想像できました。

話自体は面白いものではありませんが、グレン・クローズの演技は素晴らしく、
時間の経過とともに変化していく表情や態度に引き込まれました。

さすが、
危険な情事 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

危険な情事 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD
このインパクトはいまだに忘れられませんが(鍋で○さ●を煮ちゃうところとか)
よい意味で年を重ね圧倒的な存在感で演技を見せてもらいました。

あとは、ノーベル賞ってこういう風に授賞式が催されるんだなあという
素直に面白く雑学が増えたという点です。(笑)

最後の場面で、息子に真実を話すといったジョーンですが、
本当にすべて真実を話すのかどうか、息子を傷つけたくはない気持ちもあるだろうし、
夫の尊厳も守ってあげようという気持ちがあるかもしれないし、
どこまで真実を話すんだろうな、と、もやもやな気分で観終った「天才作家の妻」でありました。


nice!(4)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

映画「グリーンブック」を観る [映画⑤]

予告編を観てこれは必ず映画館で観たい!と公開初日に行きました。

greenbook.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務める
トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、
黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。
シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、
二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。
出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ヴィゴ[黒ハート]

ヴィゴ様がイタリア系アメリカ人を好演していて素敵でした。
(いきなり感想がここからかよ、っていう突っ込みは無で)


予告編で何度も見ていてある程度の知識もありつつ鑑賞しましたが、
実話に基づく映画というのも驚きながら(エンドロールで実際の彼らが投影されました)
敢て有色人種差別が激しい南部へツアーで行くというドクターと、
荒っぽいけれど家族思いのトニー、2人が南部での有色人種差別を実際経験し、
お互いを理解していく様子が見て温かい気持ちになりました。

ただ、この映画の直前に見た映画「天国でまた会おう」(一昨日記事アップしています)が
事前知識なく見てとてもよかったので、今作での感動が若干少な目になってしまったような、
あまり映画は立て続けで見ない方がいいのかな、なんて思ってしまいました。

南部でコンサートに呼ばれる、参加する白人たちは、北部で有名な黒人ピアニストの演奏を
南部で聞いたという事実に満足するのか、純粋に音楽に感動しているのか、
ステージで中心に建つシャーリーに物置のような控室をあてがい、用を足すのは黒人用の
ボロ小屋のようなトイレを平然と指定する白人たち。

最終日のコンサートでの扱い、そこに屈っすることなく威厳を保ったシャーリーの姿は
見ていてホッとしました。

トニーに手紙の文章をアドバイスするシャーリー、
ケンタッキーフライドチキンをシャーリーに勧めるトニー、
車の密な空間の中で、互いに信頼していく様子は心地よく、このツアーを通じて、
生涯の友人になっていったことも納得できました。

アカデミー賞をとったことでプレミアム感がついていますが、
作品賞受賞というのも納得、ヴィゴ様を拝みながら温かい気持ちになれた
「グリーンブック」でありました。







nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

映画「天国でまた会おう」を観る [映画⑤]

予告編などは見ていないのですが、
グリーンブックを観ようと思ってその前の時間調整で見た映画です。

天国.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

1918年、御曹司のエドゥアール(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)は、
戦場で生き埋めにされたアルベール(アルベール・デュポンテル)を助け出した際、
顔に大けがをしてしまう。
戦後パリに戻った二人は、戦没者をたたえる一方で戻ってきた兵士には冷淡な世間を
目の当たりにする。
戦争で何もかも失った二人は人生を取り戻すため、国を相手に前代未聞の詐欺を企てる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


思わぬ拾い物をした気分の映画でした。(^-^)


天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 作者: ピエール ルメートル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/10/16
  • メディア: 文庫
原作は未読なのですが、とにかく戦争を絡めての描き方、映像のすばらしさ、
予告編も観ず何の事前知識なく見たのが逆によかったのかもしれません。

戦争の場面から始まり、戦後のパリ、
戦没者が称えられ、生き残って帰還した人は冷遇され、

戦傷者はさらにモルヒネに頼らないと生きてけない、
一方で、戦争での悪行を隠して富を得る者もいたりという矛盾もあったり。

顔の下半分を大きく損傷したエドゥアールの痛々しい姿に
彼はこのまま生きていくのがいいのかと見ていて哀しい気持ちになりましたが、
その後、孤児のルイーズとの出会い、様々な仮面を使って気持ちを表現する、
切なくも美しい映像にアルベールと共に幸せに暮らしてほしいと思っていたら、
最後は想像していなかった展開で思わず涙。

戦争で不当に金を稼ぐ元中尉のプラデルは見ていて吐き気のする悪者でしたが、
最後には自分のやった悪行が自分にかえってきてここはホッとしました。

人間の汚れた部分も炙り出しながら、美しい映像で紡いでいく、
エドゥアールと父親の再会で仮面越しに息子と気づいた父親が正直な気持ちを
エドゥアールに伝える場面でホッとした後に予想していない展開、
更に、アルベール(演じていた人が監督さんなんですね)が最後にどうなるのか、
ミステリーなのかファンタンジーなのか、どちらかといえば悲しく切ないおとぎ話、
そんなイメージで見ごたえたっぷりに楽しめた「天国でまた会おう」でありました。




nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画