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映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を観る [映画⑤]

予告編を観て気になっていた作品です。


記者たち.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

2002年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は
大量破壊兵器の保持を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。
アメリカ中のメディアが政府の情報を前提に報道する中、
地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の
記者ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)と
ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)は、
その情報に疑念を抱き真実を報道するため取材を進める。




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何を信じるか、自分自身がしっかりしていないと
メディアに振り回されちゃうな。

そんな気持ちで見終わりました。

衝撃と畏怖(Shock&Awe)って、イラク戦争の作戦のコード名なんですね。
この訳が若干ピンとこなかったのですが、字幕監修が池上さんってことで、
まあこういう訳になっちゃうんだな、と納得することにしました。(笑)

大手メディアだから真実を報道しているとは限らない、
日本の新聞社もそうなんだろうけれど、今作に出てくる大手新聞、
政府の流した情報を垂れ流して世論を操作する、そこに立ち向かう記事配信会社、
どうしても大きな企業の方が安心的な気持ちなりがちですが、
見えないところで自分の考えを操作されている怖さ。

大量破壊兵器を理由にイラクとの戦争を引き起こすブッシュ政権、
ナイト・リッダーの記者たちがその嘘を証明したものの、
結果的には多くのイラク人、米兵が命を落とす結果となったのは、
とても悲しいことですね。

9.11で湧きあがった愛国心を煽り、若者を戦地に駆り出したブッシュ政権の
責任は大きいのに(特に悪いのはラムズフェルド)、多くの命を奪っておきながら
ノウノウとしているように見えて、見終わった後の不快感といったら。(V)o¥o(V)

記者のジョナサンとウォーレンの地道な取材だけでなく、
ベトナム派兵経験のあるジョー(トミーリージョーンズが好演)、
編集長(監督のロブライナー演じていましたがこの役もよかった)、
大手メディアの報道の嘘を暴いていく様子は見ごたえがありました。

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カソリック教会の性的虐待問題を暴いた今作も記者の執念が凄かったのですが、
今作の記者たちも信念に基づいて丁寧な取材を重ねていく姿を見ると、
日本でこういう記者ってどのくらいいるんだろう、なんて思ってしまいます。

アメリカは、戦争で儲ける産業があるわけで、
イラクへに戦争をしかけるのも嘘の理由付けで戦争したかったのではないか、
それで被害を受けるのは国民たち、こんな構図がいいわけはないし、
それを歪めて報じるメディアの責任も大きいですね。

日本でも、政府の言いなりに報道しているようにも見える大手メディア、
そんなメディアに振り回されることのないように、と思いますが、
自分の得になることばかり考える政治家(全員ではないでしょうが)、
忖度で物事を判断して事実を歪める政府やお役所、日本も同じ、
有権者として報道に対する感覚を鋭くもたないと、という気持ちになった
「記者たち 衝撃と畏怖の真実」でありました。

 


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