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映画「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」を観る [映画④]

映画館で観そびれた作品です。

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ [DVD]

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

ニューヨークの大学に勤務するマギー(グレタ・ガーウィグ)は、
既婚の文化人類学者ジョン(イーサン・ホーク)に恋をする。
彼の妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は、家庭のことは二の次で
教授としてバリバリ働いていた。
ジョンはそんな妻に愛想を尽かして離婚し、
マギーと再婚して数年後には娘にも恵まれるが……。





予告編と全然違う。(-_-;)


予告編を見て本編を見ると、あれーあれー??なんだこれー?って
思う映画です。

予告編はかなりコミカルにつくられていて、軽いコメディかと思ってみたら、
イーサン・ホーク演じるジョンも、ジュリアン・ムーア演じる元妻のジョーゼットも、
身勝手で絶対こういう人たち嫌だな、と、共感できず、
三角関係というか、略奪結婚したものの思い描いていた生活ではなく、
元妻に旦那を返そうと策を練り練りして、実行に移す、、
かなりシニカルな展開で、アメリカ、しかも大都会NYだからあり得るのかな、
そんな気持ちで見終わりました。

アメリカの映画だからこういう作品が出来るんだと思いますが、邦画だったら絶対無理。

風変わりな人たち(といってもみんな頭がいい設定、でも社会性があるかというと疑問)が
くっついて離れて喧嘩して仲直りして、、、おしゃれなNYの風景が映し出される、、、
映画の中でちょこっと(なぜか)日本人のクミコというお姉さんが出てくるけれど
特に必要性を感じなくて、それもなんだかモヤモヤしつつ、
最後の展開には、とりあえずホッとした私です。

邦題の「幸せのあとしまつ」って副題が余計なお世話で(笑)
後始末というより、元妻へ返品して、自分は娘と一緒に前向きに生きようとする、
そんな映画に思えた「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」でありました。







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映画「聖の青春」を観る [映画④]

勤務先の将棋好きのお兄さんに勧められながら映画館で観そびれた作品です。

聖の青春 [DVD]

聖の青春 [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

幼少期から難病を患う村山聖は、入退院を繰り返す中で将棋と出会い、
15歳で森信雄に師事する。

10年後、名人になる夢をかなえるべく上京した聖(松山ケンイチ)は周囲に支えられながら
将棋に全力を注ぎ、七段に昇段したころ、同世代で名人のタイトルを獲得した羽生善治に
激しいライバル心を抱く。
さらに将棋に没頭する聖だったが、がんが彼の体をむしばんでおり……。




悪くはない。 
でも良作なのかわからない。。 (-_-;)

将棋については詳しくないので緊迫感漂う勝負の中で
繰り広げられる手などは見ていても全然わからないのですが、
村山聖という人物をもうちょっと掘り下げて描いてほしかったかな、
というのが正直な感想です。

おそらく、実在の人物だし、感動するんだろう、という先入観で見ていたので
ちょっと浅い感じが全般的に続いてしまい、あれ、あれあれ、、、と思って
いたら映画が終わっていました。

羽生善治もそんなにいい人なのかな。。。なんて。(すみません)

松山ケンイチは好演していると思うのですが、役作りで体重をうんと増やしたとか、
羽生を演じる東出昌大も、実際の試合を完コピするくらいの徹底振りとか、
見る前に配給会社の宣伝に洗脳されちゃった分、入り込めなかったのかもしれません。

終始見ながら考えていたのは、自分にとってここまで打ち込めることはなく、
好きな将棋に打ち込みすぎて若く旅立っていった村山聖の人生を理解しきれない自分の
ダメさ加減というか、ああ、私は何も打ち込まないまま人生折り返しちゃったよ、、
そんな気持ちでした。

おまけに映画で印象的だったのが、牛丼は吉野家に限る、という村山の言葉。
将棋関係ないじゃんって、自分で思ったのですが、このフレーズはやたらと耳に残りました。


聖の青春 (角川文庫)

聖の青春 (角川文庫)

  • 作者: 大崎 善生
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2015/06/20
  • メディア: 文庫
これを読んでからもう一度見たら違う感想なるかもしれないので、
とりあえず原作を読んでみます。。。


というわけで、将棋好きの勤務先のお兄さんは涙した、というものの、
私自身は涙できなかった「聖の青春」でありました。






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映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」を観る [映画④]

映画館で何度も何度も予告編を見て刷り込まれてしまい
気づいたら本編を見に行ってしまいました。

ボンボヤージュ.jpg フランス映画

あらすじはYahoo!映画さんより。

整形外科医のトムは夏休みを迎え、家族でバカンスに出掛ける。
最新テクノロジーが搭載されているという真紅の新車に、
妊娠中の妻ジュリア、9歳の娘リゾン、やんちゃな7歳の息子ノエを乗せて出発する。
意気揚々とハイウェイを進むトムだったが、突如として車のブレーキが利かなくなって
時速160キロメートルで暴走。
さらに、役立たずな警官や追走してくる男との遭遇、後部座席に潜む謎の存在によって
一家は大混乱に陥っていく。





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メデューサ。(笑)



最新鋭の技術を搭載した車の名前がメデューサ。
それだけで、予告編を見ていなかったとしても、
この車が何かやらかしてしまう期待が湧きます。


ハイテクでもダメなものはダメで、結局アナログがいいのかな、と
作品を観ながら思いましたが、あっという間の90分。
このくらいの尺でテンポよく展開していくので全く飽きることなく、
まあ、ハッピーエンドになるだろうという気持ちで見ていたので(笑)
周囲もそんな感じでシアター内が爆笑に包まれる作品でした。

予告編ってよくできているので、本編みてガッカリってこともありますが、
今作は予告編以上に本編が面白いです。

スピードが落ちない、ブレーキも利かないメデューサと、
登場人物すべてが一癖も二癖もあってユニークすぎて、
だれもかれもが人間臭すぎて笑えます。

関係が冷えかけているように見える夫婦(お互い浮気経験あり)、
どこか冷めている娘と息子、ぼけまくりの爺ちゃん(夫の父)、
爺ちゃんが勝手に車に乗せちゃったメロディ(というパンクな姉ちゃん)、
トラブル発生よりも自分のピンポンの試合が大事な高速警備隊長、
ノンストップメデューサに運悪くドアを壊され怒りまくって追いかける
黄色いBMWのオーナーのオッサン(移民ぽい)。
そして個人的にツボにはまったのがボトックス注射が失敗しちゃったおばあちゃん。

160㌔からスピード落ちない高速運転で、その芸当はないだろうという
突っ込みを入れたくなる場面がいくつかあったのですが、
(爺ちゃんがサンルーフから身を乗り出してフロントガラス掃除とか、
 妻が高速警備隊に偽装妊娠じゃないとドアを開けて腹を見せる場面とか)
爺ちゃんのベタで古臭いギャグで見始めたときに外したかもしれない、と思ったら、
そこからぐいぐい引き込む展開で小ネタオンパレードに笑いながら、
最後、そうくるかい、と驚きながら見終わりましたが、
実際にそんなことありえない、、というのが映画。

そんな点ではあまりにもアホな展開にどっぷりはまって笑いまくってスッキリした
「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」でありました。





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映画「人生は、時々晴れ」を観る [映画④]

ティモシー・スポール出演作品で検索して見つけた映画です。

 

人生は、時々晴れ [DVD]

人生は、時々晴れ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ショウゲート
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。


タクシー運転手のフィルは、
スーパーで働く妻ペニー、老人ホームに勤める娘レイチェル、

そして無職の息子ローリーの一家4人で、ロンドンの集合住宅に住み、
質素な生活を送っている。

娘は決して心を開こうとはせず、息子は反抗的な態度を崩さない。
結婚生活の長い妻とも深い溝を感じてしまう今日この頃。
すっかり、家族らしい会話もなくなっていた。
それはフィルの家族だけではない。

同じ集合住宅に住むフィルの同僚やペニーの同僚もやはり家庭内に問題を抱えていた。
そんなある日、予想もしない悲劇がフィルの一家を襲う…。




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イギリスというと、階級社会というか、格差が厳然としてあるイメージですが、
今作は労働者階級をリアルに描いているのかと思いました。
(実際自分がイギリスで生活したことはないので言い切れない部分もありますが)

わたしは、ダニエル・ブレイク [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD
以前見たこのイギリス映画も、社会的弱者と言われる人たちを描いていて、
イギリスの一端を観たような気持ちなりましたが、
今作も余裕のない家族が3組登場し、それぞれがそれぞれの事情を抱えながら、
日々何とか暮らしている様子が描かれます。

ティモシー・スポール演じるフィルの家族は、収入の少ないフィルのために、
奥さんがスーパーでバイト、息子は二―トで親に反発してばかり、
(息子を演じていたのが大好きなジェームズ・コーデンでビックリ(@_@))
娘は働いているものの他人には心を開こうとしない一家。

同じ団地に住むもう一組は、母子家庭、母はしっかりしている一方で、
娘は男と遊びまわってばかり、ダメ恋人と予想もしていない妊娠。

もう一組は、事故ばかり起こすタクシー運転手の父、アル中の母、
仕事もせずぶらついてばかりの娘。

この3組が日常生活の中で接点を持ちながら話が展開していき、
それぞれの家族に色々な問題が起きて、それが良い方向に向かうこともなく、
まあまあのところで落ち着くかなという家族もあり、
あの家族、その後どうなっちゃうんだろうという展開もあり。。。

どの家族も身勝手な人ばかりに見えるのですが、
心を開こうとしない娘が家族を立て直そうとする姿を観ていたら、
その人物にもどこか共感できるというか(嫌悪感を感じる人物が少ない)
予定調和的な展開にもならないので、逆に見ていてジンとくる場面もありました。

何もかも恵まれて幸せなんてことは自分も含めてないものの、
辛いこと苦しいことからは逃れたいと思うのは誰しもそうではないかと思います。

原題は“All or Nothing”。
それより、この邦題の方が見ていてしっくりきました。

全か無か、というよりは、人生はいつも晴れということはないけれど、
曇りばかり、雨ばかり、ということもない、時々晴れるから幸せを感じるのかな、
そんなことを考えながら観られた「人生は、時々晴れ」でありました。






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映画「ブルーに生まれついて」を観る [映画④]

イーサン・ホーク主演作品という理由だけで借りました。

ブルーに生まれついて [DVD]

ブルーに生まれついて [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

1950年代、黒人のアーティストたちが中心だったモダンジャズ界へと飛び込んだ、
白人のトランペッターでボーカリストのチェット・ベイカー(イーサン・ホーク)。
優しい歌声と甘いマスクで人気を博した彼は、
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などの名曲を放つ。
しかし、ドラッグに溺れて破滅的な生活を送るようになる。
そんな中、自身の人生を追い掛けた映画への出演を機にある女性と遭遇。
彼女を支えにして、再起を図ろうとする彼だったが……。





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実在の人物を描いているので良し悪しをいうのもなんですが、
アーティストは繊細で、それ故にドラッグに溺れてしまうことがあるにしても、
あまりにも破綻した人生を送った人なんだなあ、と思ったのが正直な感想です。

チェット・ベイカーは名前は知っていたものの、
どんな顔をしてどういう演奏をしていたのか、全然知らずに見ましたが、
wikiを読むとまあ大変だったんだろうな、って思いました。

(ねんのためwiki)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BC


実在のミュージシャンなどを描いた映画で、酒、ドラッグい溺れていくのは
チェット・ベイカーだけではないんだなというのは知っていますが、
実際にこうもなると、周りにいる人は大変だろうなと同情します。

今作でも、恋人が主人公をどん底から立ち上がらせようとするのですが、
うまくいきそうなところでやっぱりドラッグを断ち切れない、
そんなところで映画は終わり、彼がその後ヨーロッパに移り住み、、
みたいなその後について字幕で説明があるのですが、
他人の人生ながらなんだか切ない気持ちで見終わりました。

実在の人物を描く映画だと似ている似ていない、みたいな批評もよく聞きますが、
今作は本人の写真と比べると似ていないものの、
彼の人生を描く作品を演じたのがイーサン・ホークだったからこそ、
映画として厚みが出たような印象でした。

白人だからと、マイルス・デイビスなどから嫌われて、というのも、
そういう時代だったのかもしれませんが、ドラッグが原因で、
顎を砕かれるほどの大けがを負いながら再起をかけながら、
挫折していく姿は観ていて残念でしたが、
久しぶりにイーサン・ホークの好演を観られて満足の
「ブルーに生まれついて」でありました。


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映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」を観る [映画④]

映画館で観そびれた作品です。



ヴィンセントが教えてくれたこと [DVD]

ヴィンセントが教えてくれたこと [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD




あらすじはYahoo!映画さんより。

アルコールとギャンブルが大好きで、
ちょっとクセのあるヴィンセント(ビル・マーレイ)は、
隣家に引っ越してきたシングルマザーの12歳の息子、
オリバー(ジェイデン・リーベラー)の世話をすることになる。
酒場や競馬場へと連れ回し、ろくでもないことを教え込むヴィンセントに
反発するオリバーだったが、嫌われオヤジに隠された真の優しさや心の傷に
気付いてから、徐々に二人は心を通わせていき……。

 

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お約束の展開が分かっていながらジンとくる映画でした。
ハッピーエンドになるだろうと分かっているので、
途中はらはらしながらも安心して(笑)見られました。

内容はお約束な感じです。


偏屈爺さんが隣に引っ越してきた少年と心を通わせる話。


この偏屈爺さんがビル・マーレイだからこそ活きる映画だと思いました。

ずっと見て行っても、この偏屈爺さんに共感したくないんです。(笑)

でも、人間くさいまでの人間ぽい感じがビル・マーレイならでは、で、
引っ越していた上にいじめられているオリバーが心を開き、
互いを大切な存在として認めていくのは理解しやすい展開です。

まあ、認知症の奥さんが施設に入っていて、その奥さんに会いにいっては
コミュニケーションしようとする真面目なところもありつつ、
娼婦のオネエサンとやりたがる(このあたりは本能の問題なのかも)のは
さすが、ビル・マーレイ演じるキャラクターなのですが。(笑)

こんなにひどいヴィンセントを、オリバーが自分の身近にいる聖人に選んで
学校で発表するのも、ひどいけれど人を思う気持ちもあり、
過去には戦争で大変な経験もしているのをわかった上でのことで、
そのあたりは、ああ、ハリウッド映画の思うツボにはまったわ、、と思いながら、
ジーンとした(^-^;、ヴィンセントが教えてくれたこと、でありました。











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映画「天使といた夏」を観る [映画④]

デヴィッド・ボウイ関連で検索して見つけた作品です。



天使といた夏 [DVD]

天使といた夏 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Blowout Japan
  • メディア: DVD



あらすじはAmazonさんより。


病に冒され死が迫りつつある少年オーウェンは、
年上の友人・ライスの他界にショックを受ける。
ある日、ライスの屋敷で不可解な暗号が記されたオーウェン宛の手紙を発見し…。




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なんですか、この邦題。(V)o¥o(V)


ここのところ邦題について先に書いてしまうのですが、
これもなんだかなあ、です。
原題は、“Mr. Rice's Secret”、ボウイ様演じるライスさんの秘密、ってことで、
なんで天使とかつけちゃうのか、配給会社の感覚が理解できません。


で、作品自体ですが、

ボウイ様の出番が少ない!


です。


出演作品ではありますが主役ではないので出番が少ないのは仕方ありませんが、
冒頭で亡くなっているので、出てくる場面は主人公の回想シーン。


オーウェンが罹っている難病(ホジキン病)について、
そういう病気があることを知って鑑賞後に調べたのですが、
生存率が低く、同級生にいじめられ、自分の命が短いと生きることを諦めかけている
オーウェンに対して、ボウイ様演じるライス氏が亡くなった後に残したもので、
オーウェンが強くなっていくのは観ていて心地いい作品でした。


とはいえ、少々さっぱりしているというか、地味というか、
カナダ映画だからハリウッド映画のような濃さがないのか、よくわからないのですが、
道徳的な内容だからという理由でボウイ様が出演を決められたというのが
理解できるものの、鑑賞後の余韻があまり残らないのが残念だった
「天使といた夏」でありました。


 


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映画「ボンジュール・アン」を観る [映画④]

久しぶりにダイアン・レイン主演映画を映画館で観ました。(日比谷のシャンテシネ)

ボンジュールアン.jpg エレノア・コッポラ監督作品

あらすじはYahoo!映画さんより

仕事ばかりの映画プロデューサー・マイケル(アレック・ボールドウィン)の妻で、
子育ても一段落したアン(ダイアン・レイン)は、
ひょんなことから夫の仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)の車に同乗して
カンヌからパリに戻ることになる。
ところが、単なる移動のはずのドライブは、おいしい食事や南フランスの美しい景色を
楽しむうちに充実したひと時となり……。




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邦題がね、相変わらずなんだかあ( 一一)って感じですが、

原題は“Paris Can Wait”。 
パリに急ごうとするアンに対してジャックがいう言葉。
大丈夫、パリは待ってくれるよって意味かな。


で、作品に関する感想ですが。


フランス人もラテン系。
映画を観ながら思い浮かんだのは、イタリアの男でした。


(イタリアの男、ってタグ、作ってます)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/tag/articles/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%94%B7?page=2



イタリアの男は非常に働きもので、時間もかなりきっかりしているので、
今作のジャックのように大丈夫大丈夫、的な寄り道ばっかりはしないのですが、
自分の国のよいところを観てほしい、美味しいものを食べてほしい、
そんな感じのおもてなし感、自国に対する誇りみたいなものは同じニオイがしました。(笑)


あらすじ自体はそんなに特別なものもないと思いますが、
なんといっても南仏の景色と美味しそうな料理の数々とワイン、
画面越しに見えるだけでダイアン・レイン演じるアンと同じくテンション上がります。

あまりに寄り道ばかりしているので、
「もういいからそろそろパリに行きなさいよ」と言いたくなりますが、
ジャックの引き出しの数の多さというか、アンが生地に興味があるといえば、
それに関連したところにすぐ連れていけるし(それが演出なんだけど(笑))
外国にきて綺麗な景色を見て美味しいものを食べて優しくされれば、
そりゃ、気分いいもんです。(^-^)


Yahoo!のレビューを観ると中身のない映画、と低評価の人が多いのですが、
確かに中身というか話自体は普通って感じで、何かこれで感激したり、
深く考えたり、ということはないと思います。


ただ、中年になって額のシワさえ美しいダイアン・レインが
太陽がきらめく南仏の中で楽しそうにしている姿を観るだけで
私は十分楽しめた「ボンジュール・アン」でありました。



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映画「92歳のパリジェンヌ」を観る [映画④]

あらすじを観て借りた作品です。

92歳のパリジェンヌ [DVD]

92歳のパリジェンヌ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

助産師として働き、子供や孫にも恵まれたマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)。
まだ元気だが、最近は一人でできないことも増えてきた。
ある日、92歳の誕生日を祝うために集まった娘たち家族を前に、
2か月後にこの世を去ることを宣言する。
最初は反対していた家族も心を動かされていき……。





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相変わらず邦題がひどいのですが(英語のタイトルはThe final Lesson)
まあ、おばあちゃんでもパリジェンヌといいたいのかもしれませんね。
って、酷いのは変わりませんが。(V)o¥o(V)


って、邦題のことを先に書いてしまいましたが。


他人事ではない話で、自分自身のこと、母(婆1号)のことにもつながる、
これからちゃんと考えないといけないテーマだなと思いながら観ました。

年をとるにつれ、自分が考えているように体が動かない、
それはうちの母も最近感じているようで、できなくなることにショックを受ける、
そんなことも増えてきています。

今作のおばあちゃんも、自動車の運転ができなくなる、漏らしてしまう、
そんなことを経験していき、自分が自分らしくいられるうちに
自宅で命を閉じようと考えるのも理解できます。


家族にしてみればそんな身勝手なことを言って、と怒る、
その気持ちも理解できます。

ただ、
自分でいろいろできないのであれば病院に入っていきてほしい、
死ぬなんて言わないで、という息子にはちょっと身勝手だな、という印象。
最後の最後に病院にちょこっと入る、、うちの父の場合はそうでしたが、
そういうことでの病院ならいいのですが、病院に長く入っていて、
いつ退院できるかわからない、でも見舞いもたまにしかこない、
一日長い、、そうやって月日が流れていくのを親に経験させたくないな、
そんな気持ちを持っています。

今作に出てくる長女は最初反対しているものの、
母と過ごす時間の中で、気持ちを理解しようとしていくのですが、
自分の気持ちが正しいのかどうか葛藤している姿に、
私自身もいずれそういうことで大事な決断をするときがくるのかな、
そんな気持ちで見終わりました。

おそらく、どの立場で見るかによって考えも変わりますし、
おばあちゃんの決断が正しい、と言えることもあれば、
それは間違っている、と言えることもあるのかと思います。

実話に基づく映画ですが、
自分の最期だけでなく、母の最期も一緒に真面目に考えていけるように
したいとお思った「92歳のパリジェンヌ」でありました。









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映画「デザート・フラワー」を観る [映画④]

ティモシー・スポール出演作品で検索して見つけた映画です。

デザート・フラワー [DVD]

デザート・フラワー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

ソマリアの遊牧民家庭で生まれ育ったワリス・ディリーは、
13歳で結婚させられそうになったことを機に家族のもとを離れる。
砂漠からロンドンへたどり着き、路上生活を送っていた彼女は、
一流ファッションカメラマンに見いだされショーモデルに転身。
やがて世界的トップモデルとなるワリス(リヤ・ケベデ)だったが、
しきたりで幼いころに受けた傷に今も苦しめられていた……。





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ティモシー・スポールが見たくて借りた作品ですが、
彼に感謝感謝の気持ちです。

タイトルの砂漠の花、は、主人公のワリス、のソマリア語の意味だそうです。

アフリカ(ソマリア)からやってきて不法滞在をのりこえて
スーパーモデルとして活躍するワリス、というサクセスストーリー、
実話に基づく話、それでもすごいと思うのですが、
成功し、一流ブランドのモデルとして活躍しながら彼女が行ったことは、
地域的に伝統として行われていた割礼について、世に知らしめること。

(彼女についてのwiki)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%BC

割礼という言葉を聞くと、以前は、ユダヤ人かどうか、ユダヤ人狩りをする中で、
証拠として確認するためのもの、いわゆる男性に行うものだと思っていました。
その後、アフリカで女性が割礼、というのは聞いていたのですが、具体的どの程度、
というのはあまり知ろうとしなかったのが事実。
今作では、それがメディアへのインタビュー、そして国連への働きかけで、語られます。

男性が聞いてもピンとこないかもしれませんが、
女性は快楽を感じてはいけないと切除される部分以外にも、大方の部分が切除され、
縫合される、そして、本当に小さいところからしか出せないことから、
排尿と生理の痛みに耐える。自分のことと照らし合わせても想像できないくらいの
苦痛を伴う日常が続くのだと思います。
それを自分の影響力を理解した上で世に知らしめる行動は当然反感も買うわけで、
実際危ない目に遭ったりもしているわけですが、少しでも減らしていけるようにと
個人的にも団体を立ち上げて取り組んでいる姿にはただ感心するばかりです。

日本にいると、三流政治、国は借金まみれ、広がる貧富の格差、
あれこれ言われてはいますが、
彼女が受けるような心身へのダメージというのは存在しませんし、
3歳という話せて物分かりができるようになってきたころにいきなり割礼され、
それで亡くなる人もいれば、そのあと、その心身の痛みを感じ続けるというのは、
人としての尊厳を持つ以前の問題であって、そういう風習の歴史があるからという理由は
通じないのでは、と思いました。

ワリス自身は、イギリスにわたって結果的には不法滞在にはなりましたが、
マリリンという渋々ながらワリスの面倒を見てくれた女性と、
彼女を被写体としての高い価値を見出したカメラマンのお陰で、
(このカメラマンを演じているのがティモシー・スポール)
モデルとして国際的に影響力を持つようになりますが、
彼女自身の真摯な気持ちと活動力というのもすごかったのかと思います。

今でも根絶されていませんが、国際的に警鐘することによって、
自分の辛い経験を少しでも減らしていこうとする姿勢に
自分で出来ることはないのかと考えました。
直接なにかできることはないとは思いつつ、こうやって記事にすることで、
少しでも映画を観る人が増えて、海外で今も行われている事実を知る機会を
もっていただければ、、と思った「デザート・フラワー」でありました。







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