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映画「こころの湯」を観る [映画④]

久しぶりに中国映画を観ようかな、と借りた作品。

こころの湯 [DVD]

こころの湯 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

北京の下町で銭湯「清水池」を営むリュウは知的障害のある次男、
アミンと共にそれぞれにリラックスした時を過ごしてくれる客人たちと
ふれあいながら満足な日々を送っていた。
そんなある日、ビジネスマンの長男、ターミンが突然帰郷する。
ターミンはアミンから届いた葉書から父が倒れたのではないかと
心配して帰ってきたのだった。
しかしそれは取り越し苦労で、元気な父の姿を見て安心したターミンは翌日、
アミンを連れて帰りの航空券を買いに町中へ行く。
ところがほんの少し目を離した隙にアミンはどこかへ消えてしまい……。



原題は“洗澡”“SHOWER”。
今回の邦題は下町の銭湯が舞台で、なかなかうまい邦題です。
(珍しく邦題を褒めてます(笑))

最初に、近未来的なシャワーが出てきて(かなり作りがB級(笑))
あれ、なんだこの映画??、、と思ったのですが、
そこから舞台が北京の下町の銭湯にうつっていくのは、
昔と今の対比のようなものを感じさせたかったのかな、と
今頃ブログ記事を書きながら思う私。(^-^;

銭湯の様子に、日本の銭湯と変わらぬ風景が中国にもあったんだなあ、と
共感を持ちながら鑑賞したのですが、日本でも銭湯がどんどんなくなっていくのと同様、
中国も再開発という名の下に銭湯(というか地域ごと)もなくなっていくんだな、と。

私自身も小さい頃、銭湯にはよく通っていたので、
今でも年に数回は銭湯(隣の駅なんだけど)に行って寛ぎます。
健康ランドのような施設とは違う意味でリラックスする場所なのですが、
今作に出てくる銭湯も人々が集まりお湯でリラックスして交流する、
そんな場所が好きでも、自分の人生を下町で終わらせたくないと思った主人公が
都会に行って家庭を築き、でも、親と障がい者の弟を残して自分だけ飛び出して、
そのことを心のどこかでずっと気にしていたように見えました。

それだからこそ、故郷に戻ってきて、自分の育った環境で自分らしさを取り戻す、
ただ、戻ってきて色々なことが起きて、最後は残念な展開になってしまいますが、
フィクションでも現実に起こりそうな結末に敢てしたのかな、と思いました。


銭湯に行った思い出がある人には、どこか懐かしく、ほんわかした気持ちになって
最後にはじんわりと染みてくるような「こころの湯」でありました。



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